【株式市場】日経平均は358円安、NY株の大幅安など受け株価指数連動型の売りに押される

◆日経平均は2万7114円17銭(358円93銭安)、TOPIXは1974.68ポイント(22.78ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は6億1209万株

 2月22日(水)前場の東京株式市場は、NYダウ697ドル安などを受け、日経平均やTOPIXに連動する売りが断続的に出たとされ、日経平均は207円安で始まった後も次第安となり、午前11時前に427円02銭安(2万7046円08銭)まで下押した。中で、第一三共<4568>(東証プライム)はグローバルマネジメント体制の4月スタート発表など好感され逆行高。商船三井<9104>(東証プライム)などの大手海運株は高配当の魅力などで堅調。ヤクルト本社<2267>(東証プライム)は健康食品の値上げなど評価されしっかり。日経平均も前引けにかけて持ち直した。

 ディスコ<6146>(東証プライム)が逆行高となり3月末の株式3分割発表など好感。日本道路<1884>(東証プライム)はPBR1倍未満株の出遅れとされ、このところの三菱製紙<3864>(東証プライム)の連騰など、東証による「指導」への期待とされ堅調。フルハシEPO<9221>(東証スタンダード)は3月末の株式2分割発表など好感。アースインフィニティ<7692>(東証スタンダード)は1月締めの第2四半期決算に期待強いとされ続伸一段高。スマートバリュー<9417>(東証スタンダード)は香川県三豊市と自治体DXの実現に向けた連携が好感され一時ストップ高。eWeLL<5038>(東証グロース)は中期計画の発表など好感され急伸。

 新規上場のプライム・ストラテジー<5250>(東証スタンダード)は、買い気配のまま初値がつかず、前引けは2370円(公開価格1390円の71%高)で買い気配となった。

 東証プライム市場の出来高概算は6億1209万株、売買代金は1兆4057億円。プライム上場1837銘柄のうち、値上がり銘柄数は292銘柄、値下がり銘柄数は1478銘柄。

 また、東証33業種別指数は海運1業種の値上がりにとどまった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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