BTMは前後場とも次第高となり大引けストップ高、協業するヘッドウォータースの一段高に連動の見方

■「学生100人調査、転職視野56%」の報道も追い風材料に

 BTM<5247>(東証グロース)は3月1日、前後場とも次第高となって上げ幅を広げ、大引けにかけてストップ高の3990円(700円高、21%高)まで上げて東証グロース銘柄の値上がり率2位に入り、昨年12月に上場して以来の高値4550円(2023年1月)に向けて出直りを強めた。2月16日にヘッドウォータース<4011>(東証グロース)と地方企業のDX推進における協業強化を発表して以来、動意を強めており、ヘッドウォータースは3月1日にマイクロソフトとのサービス連携などが好感されてストップ高。これに株価が連動しやすくなっているとの見方が出ていた。

 BTMの主事業は、DXに係る人的リソースの提供を主眼とした人材事業の「ITエンジニアリングサービス」、DX推進に向けたコンサルティングなどの「DXソリューションサービス」になる。3月1日は、「学生100人調査、転職視野が56%(中略)スキルアップ意欲高く」(3月1日付の日経産業新聞)と伝えられたことなども同社事業への潜在的な追い風として買い材料視されていた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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