サイバーセキュリティ関連株が高い、JALや大手銀行、NTTドコモの被害など受け注目再燃

■「サイバー防御、日米が共同研究」と伝えられたことも期待材料に

 FFRIセキュリティ<3692>(東証グロース)は1月6日、一段と出直る相場となり、一時16%高の2319円(319円高)まで上げて約2か月半ぶりに2200円台を回復している。標的型サイバー攻撃対策などを提供し、昨年12月から新年にかけてJAL(日本航空)<9201>(東証プライム)や大手銀行、NTTドコモでサイバー攻撃とみられる被害が相次いで発生したと伝えられたため、注目が再燃したとの見方が出ている。日本ラッド<4736>(東証スタンダード)はストップ高、サイバーセキュリティクラウド<4493>(東証グロース)なども高い。

 また、新年には、「サイバー防御、日米が共同研究、非英語圏データ活用、生成AIでリスク増」(日本経済新聞1月3日付朝刊)と伝えられており、ソリトンシステムズ<3040>(東証プライム)、インテリジェント ウェイブ<4847>(東証プライム)、ユビキタスAI<3858>(東証スタンダード)なども値幅をともなう上げ相場となっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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