ACSL、日本郵便のドローン配送に国産ドローンを提供、日本初のレベル4飛行で郵便物を届ける

 ACSL<6232>(東証グロース)は3月17日、日本郵便が実施する「ドローンによる配送」に国産ドローン「PF2-CAT3」を提供すると発表した。このドローンは、日本で初めて第一種型式認証と第一種機体認証を取得したものである。

 日本郵便は、2023年3月23日(予定)に奥多摩郵便局から配達区内の受取人さま宅へドローンで郵便物を届ける試行を行う。この際、有人地帯(第三者上空)を含む飛行経路で補助者なし目視外飛行(レベル4飛行)を日本で初めて実施する。

 レベル4飛行とは、無人航空機による“有人地帯における補助者なしの目視外飛行”のことで、市街地などを含めたエリアにおいて目の届かない範囲まで飛行する形態を指す。これは、安全性や技能など厳格な要件が求められるため、新たな国家資格「一等無人航空機操縦士」が必要となる。

 ACSLは、日本郵便および日本郵政キャピタルと業務提携契約を締結しており、「配送高度化」や「先端技術による配達ネットワークの高度化」に向けた取り組みを推進している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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