ミロク情報サービスのERPシステム『Galileopt DX』『MJSLINK DX』とタレントマネジメントシステム『カオナビ』がAPI連携開始

■社員情報等を自動で取り込み、人事・給与業務効率化を支援

 財務・会計システムおよび経営情報サービスを開発・販売するミロク情報サービス(MJS)<9928>(東証プライム)は3月22日、カオナビ<4435>(東証グロース)が提供する社員の個性・才能を発掘し、戦略人事を加速させるタレントマネジメントシステム『カオナビ』と、MJSのERPシステム『Galileopt DX(ガリレオプト ディーエックス) 給与大将・人事大将』『MJSLINK DX(エムジェイエスリンク ディーエックス) 給与大将・人事大将』とのAPI連携を開始したと発表。

 今回のAPI連携により、『カオナビ』に登録された社員情報・家族情報を、『Galileopt DX 給与大将・人事大将』『MJSLINK DX 給与大将・人事大将』にワンクリックで自動連携することができる。

 これにより、従来は個々に対応を要していたマスターデータの二重管理が不要となり、入力・修正ミスの低減と業務効率化を支援する。また、データ連携に際しシステムごとに行っていたCSVファイルの出力・受け入れ作業が不要となり、CSVファイルからの個人情報漏えいリスクを削減できる。

 MJSは、今後も各社製品とのAPI連携を順次拡大し、パートナーシップを強化することにより、顧客の経営課題を解決する総合的なソリューションを提供する。また、ERP製品や各種サービスを通じ企業のDX推進を支援し、業務効率化および生産性向上はもとより、経営状態をリアルタイムに把握するための月次決算の早期化、中堅・中小企業の経営の高度化と企業価値向上に貢献していくとしている。

■ミロク情報サービス(MJS)について

 全国の会計事務所と中堅・中小企業に対し、経営システムおよび経営ノウハウならびに経営情報サービスを提供している。現在、約8400の会計事務所ユーザーを有し、財務会計・税務を中心とした各種システムおよび経営・会計・税務等に関する多彩な情報サービスを提供している。また、中堅・中小企業に対して、財務を中心としたERPシステムおよび各種ソリューションサービスを提供し、企業の経営改革、業務改善を支援しており、現在、約10万社の中堅・中小企業ユーザーを有している。

■カオナビについて

 カオナビは、社員の個性・才能を発掘し、戦略人事を加速させるタレントマネジメントシステム『カオナビ』を提供している。企業の人材情報をクラウド上で一元管理し、社員の顔や名前、経験、評価、スキル、才能などの人材情報を可視化することで、最適な人材配置や抜擢といった戦略的なタレントマネジメントの実現を支援している。現在では約2500社※1を超える企業・団体が利用し、7年連続国内No.1シェア※2を獲得している。

 タレントマネジメントシステムのリーディングカンパニーとして、「“はたらく”にテクノロジーを実装し、個の力から社会の仕様を変える」というパーパスのもと、テクノロジーによって一人ひとりの個性や才能を理解することで、個人のキャリア形成や働き方が多様化される社会の実現を目指していく。

※1 2022年3月末時点
※2 出典 ITR「ITR Market View:人材管理市場2022」人材管理市場:ベンダー別売上金額シェア(2015~2021年度予測)、SaaS型人材管理市場:ベンダー別売上金額シェア(2015~2021年度予測)
(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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