Aidemy GX、経済産業省GXリーグ公表の「GXスキル標準」に対応へ

■「プロが伝える!新規事業の心構え」など5コースを新規追加

 アイデミー<5577>(東証グロース)は、5月14日に経済産業省GXリーグが公表した「GXスキル標準(※1)」に対応する方針を決定した。

 世界全体でのカーボンニュートラルの実現に向け、また国内企業においてもGX推進の気運が高まる一方で、GX人材の育成・採用にあたってはその定義が曖昧なことが課題となっていた。2022年2月に経済産業省が設立したGXリーグは、「GX人材市場創造ワーキンググループ」において、GX人材に求められるスキルの定義について議論を進めてきた。

 この度、GXリーグの活動成果として、GXに関わる全ての人を対象とした「GXリテラシー標準」とGXを推進する人を対象とした「GX推進スキル標準」の2つからなる「GXスキル標準」が公表された。「GX推進スキル標準」はGXアナリスト、GXストラテジスト、GXインベンター、GXコミュニケーターの4類型からなり、GX推進に必要な人材類型とロールを定義している。

 アイデミーは、オンライン学習サービス「Aidemy GX|法人向け」を通じて、これまでに「GXリテラシー標準」に該当する幅広いコースや、「GX推進スキル標準」にて定められた「GXアナリスト(算定)」「GXストラテジスト(削減計画)」に即したコースを提供してきた。

 また、実プロジェクトへの伴走支援(コンサルティング)を通じて、実務者の人材育成にも取り組んでいる。

 今回、事業企画に関するスキルの習得サポートを目指し、「Aidemy GX|法人向け」に「プロが伝える!新規事業の心構え」など5コース(※2)を新たに追加。これらのコースは今後具体化される「GXストラテジスト」で求められる事業企画のスキル習得に役立つ見込みである。

 アイデミーは今後も、「GXスキル標準」に即して「Aidemy GX|法人向け」のコース内容や実プロジェクトへの伴走支援体制を継続的にアップデートしながら、企業のGX人材育成およびGX推進を支援するとしている。

※1:GXスキル標準(経済産業省)
※2:「社会課題やメガトレンドをつかむ!ビジネス調査入門」「プロが伝える!新規事業の心構え」「未知の課題に立ち向かう:課題設定力向上のすすめ」「UXデザイン概論 ~ユーザー中心設計を理解する~」「今日から実践!ロジカルシンキング入門」
(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■60億円の設備投資と記念商品で90年の歴史を祝う  ニッカウヰスキーの創業90周年を機に、アサヒ…
  2. ■12フィートコンテナ80個積載、迅速な物資輸送を実現  センコーグループホールディングス(センコ…
  3. ■主要アパレルブランドのさらなる成長と周辺事業への拡張を目指す  三井物産は6月3日、アパレルブラ…
2024年7月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■熱中症予防対策で家電メーカーや家電量販店も注目  今週の当コラムでは、「確トラ」と「もしハリス」…
  2. どう見るこの相場
    ■予想可能性相場は意外とロングランとなる可能性も  「一難去ってまた一難」である。前週7月第3週は…
  3. ■割安な6銘柄が33%上昇!今後も高騰期待株続々浮上  東証の集計によれば、2005年以降、今年7…
  4. ■サマーラリー目前!投資家は今こそ2年スパンで考えるべき  「株価は半年先を予測する」といわれる。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る