メガチップスは年初来の高値に迫る、証券会社の投資判断うけ営業利益の下方修正による不透明感が後退

■みずほ証券が目標株価を800円引き上げたと伝わる

 メガチップス<6875>(東証プライム)は4月3日、5%高の3440円(170円高)まで上げた後も堅調で、年初来の高値3475円(2023年3月24日)に迫っている。みずほ証券が目標株価を800円引き上げて5250円に見直したと伝えられており、3月22日に発表した業績予想の修正(売上高・営業利益を下方修正、経常・純利益は増額修正)による不透明感が薄れたと見られている。

 3月22日に発表した業績予想の修正では、「ゲームソフトウェア格納用LSI(カスタムメモリ)の需要が当社前回想定に達しない見込みとなったことにより」、売上高を従来予想比1.4%下方修正し、営業利益は同12.5%下方修正した。営業外で特別利益を計上するとした。一方、みずほ証券のレポートでは、アミューズメントのピークアウトをASIC(半導体集積回路)の成長が補うとし、営業利益も来期は増益を予想した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■海外展開を加速  トリドールホールディングス<3397>(東証プライム)は3月25日、カナダ・バ…
  2. ■モビリティカンパニーへの変革を加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は3月22日、20…
  3. ■イネの生育を最大4倍に  シャープ<6753>(東証プライム)は3月21日、プラズマクラスター技…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■藤田観光など上方修正済み銘柄が狙い目、決算発表前に高値予約しておくのも有効  大型連休の好調な需…
  2. ■GW市場動向と投資家心理  『目出度さも 中くらいなり おらが春』と詠んだのは小林一茶である。季…
  3. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  4. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る