岩谷産業が一段高、政府の「水素基本戦略」を受け水素関連株として注目集まる

■次世代の脱炭素燃料として官民15兆円の投資で普及促進と伝えられる

 岩谷産業<8088>(東証プライム)は4月5日、一段高の相場となり、午前10時にかけて6210円(240円高)まで上げた後も6100円台で売買され、約4ヵ月ぶりに6000円台を回復している。水素ガス取り扱いの大手で、政府が「水素基本戦略」を改定し15兆円の投資を行うと伝えられ、関連株として注目が集まっている。

 「水素、40年に供給6倍、政府目標案、発電や製鉄、官民15兆円」(日本経済新聞4月5日付朝刊)と伝えられ、関連株探しが広がっている。「政府は4日、次世代の脱炭素燃料として有力な水素の新たな導入目標の案を公表し」「2040年に現状の6倍の1200万トン程度に増やす方向で、5月末にも決める」などと伝えられた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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