岡野バルブ製造は次世代原発向けバルブや水素発電用機器などに注目集まり大きく出直る

■三菱重の水素発電実証設備に参画、7日に四半期決算発表

 岡野バルブ製造<6492>(東証スタンダード)は4月5日、時間とともに上げ幅を拡げる相場となり、午前11時にかけては8%高の3195円(244円高)まで上げる場面を見せて大きく出直っている。「次世代の原子力発電所向けにバルブを開発する」(日経速報ニュース4月5日5:00)と伝えられているが、4月7日に第1四半期決算を発表する予定で、前期(2022年11月期)の連結営業利益33.4%増などの好決算に続き今期の動向に期待が強まってきたとの見方が出ている。政府の「水素戦略」15兆円投資に関連する銘柄として注目する様子もある。

 同社は、三菱重工業<7011>(東証プライム)高砂製作所の水素発電実証設備に参画し、前期は売り上げを計上した。今期・23年11月期の連結業績予想は一転減益の見通しとしており、営業利益は31.0%減、当期純利益は30.7%減を見込むが、保守的との受け止め方がある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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