ピクセルカンパニーズ、新たな事業戦略としてAIプロンプトエンジニアの育成を開始

■AIプロンプトエンジニアの需要が高まると予想

 ピクセルカンパニーズ<2743>(東証スタンダード)は4月12日、デジタルトランスフォーメーション(DX)の急速な発展に伴い、AI技術の活用が競争力向上において重要となっている現代において、新たな事業戦略として、AIプロンプトエンジニアの育成を開始すると発表。

■背景:DXが企業戦略の中心に、AI技術が経営効率化に貢献

 現代社会では、DXが企業戦略の中心に浸透され、ChatGPTの活用を始めとするAI技術が経営の効率化やイノベーション創出において大きな役割を果たしている。一方、DX現場においては、AI技術の活用における礎となるデータストラテジストや、適切なプロンプトを投げかけることの出来るエンジニアが不足しており、求めている人材を十分に確保できない状況が続いている。

 こうしたニーズに対応すべく、同社では、AWSやSALESFORCEのエンジニアの育成を行ってきたが、同社のかかえる全てのエンジニアにAIの活用を推進し、また、専門チームを組成しAIプロンプトエンジニアの育成を行っていく。同社の育成したAIプロンプトエンジニアが企業に派遣されることで、当該企業のIT・AI実務の課題を捕捉し、現場に適した提案のもと、同社が展開予定のGPUデータセンターへの発注を促していく。

■プロンプトエンジニアとは・・・

 プロンプトとは、ChatGPTなどのAIに何らかのコマンドや入力を促すためのメッセージや表示のことを指し、AIプロンプトエンジニアとは、ChatGPT等AIに指示を送り、実際にコンテンツを生成したり、生成の質を改善したりするエンジニアのことを指す。AIは既存のデータベースを元に適切な回答を導くことに長けているが、データベースが加速度的に増量することから、プロンプト次第では回答が多岐にわたる為、適切なプロンプトを打ち込むことの出来るAIプロンプトエンジニアの需要が今後高まることが予想される。

■AIプロンプトエンジニアの育成で企業のDX推進を支援

 AIプロンプトエンジニアの育成を通じて、同社は企業のDX推進を支援し、社会全体の技術力向上に貢献していく。また、技術者の需要が高まる中、同社は引き続きイノベーションの創出に努め、産業界の発展に貢献していくとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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