【株式市場】日経平均は朝方の155円高から値を消し18円安、景気敏感株など重い

◆日経平均は2万9104円83銭(18円35銭安)、TOPIXは2070.42ポイント(7.64ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は5億520万株

 5月2日(火)前場の東京株式市場は、米半導体株指数SOXの続伸と円安などを受けてアドバンテスト<6857>(東証プライム)などが上げて始まり、来週に決算発表を予定するSMC<6273>(東証プライム)やHOYA<7741>(東証プライム)なども堅調に推移。一方、自動車、機械、鉄鋼、海運などは重く、ここ活況高だった鉄道株や旅行関連株も軟調に推移。日経平均は朝寄り直後の155円62銭高(2万9278円80銭)を上値にダレ模様となり、午前11時過ぎには40円05銭安(2万9083円13銭)まで軟化して前引けも小安かった。 

 イビデン<4062>(東証プライム)が活況高となり、今期は減益を見込むが想定を上回る決算とされて年初来の高値を更新。大塚商会<4768>(東証プライム)は第1四半期の大幅増益など好感されて高値を更新。ポプラ<7601>(東証スタンダード)は引き続き2月決算と今期予想など好感され5日連続大幅高。ファンデリー<3137>(東証グロース)は決算発表を受けた急落から急反発のストップ高。jig.jp<5244>(東証グロース)は業績予想の増額を好感した買い再燃とされ再び急伸。

 東証プライム市場の出来高概算は5億520万株、売買代金は1兆2909億円。プライム上場1834銘柄のうち、値上がり銘柄数は423銘柄、値下がり銘柄数は1348銘柄。

 東証33業種別指数は4業種の上げにとどまり、精密機器、医薬品、電気機器、情報通信、が高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

ピックアップ記事

  1. ■祝日と金融政策が交錯する7月  7月は、7月21日が「海の日」が国民の祝日に制定されてからフシ目…
  2. ■「MMGA」効果の造船株・海運株は「海の日」月間キャンペーン相場も加わり一段高を期待  あと1カ…
  3. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  4. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  5. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  6. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る