【株式市場】合理化推進銘柄など高く久々の円安もあり日経平均は一時209円高

株式市場

◆日経平均の前引けは1万6806円10銭(163円90銭高)、TOPIXは1344.65ポイント(12.32ポイント高)、出来高概算(東証1部)は少なめで9億2933万株

チャート15 10日前場の東京株式市場は、円相場が朝からほぼ4日ぶりに1ドル113円台に戻る円安となったため自動車株などが上げ、2月の中国CPI好調を好感して日本製紙<3863>(東1)など円安効果のある紙パ株も高くなり、日経平均は10時40分頃に209円15銭高(1万6851円35銭)まで上げて4日ぶりの反発基調となった。主な株価指数はすべて高い。

 セブン&アイ・ホールディングス<3382>(東1)が引き続き店舗の合理化ピッチを早めるとの報道などを好感して続伸となり、菱洋エレクトロ<8068>(東1)は前1月決算の大幅減益よりも今期のV字回復見通しが好感されて急伸。マーケットエンタープライズ<3135>(東マ)は業績などに比べた評価不足感などから急伸し、アドアーズ<4712>(JQS)はリラクゼーションスパ運営企業との提携などが好感されて急伸。一方、関西電力<9503>(東1)は原発の運転を停止する仮処分を手控え要因に昨年来の安値を更新。

 東証1部の出来高概算は少なめで9億2933万株、売買代金は8936億円。1部上場1943銘柄のうち、値上がり銘柄数は1603銘柄、値下がり銘柄数は252銘柄となっている。

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