富士通ゼネラルは首に装着するウエアラブルエアコンの新モデルを発売!冷却性能が向上し販売形式も拡充

■圧倒的な冷却性能で、過酷な猛暑下の作業に貢献

 富士通ゼネラル<6755>(東証プライム)は5月12日、猛暑下の安全性確保や作業性向上に貢献するウエアラブルエアコンの冷却性能を向上させた新モデル「Cómodo gear i3(コモドギア アイスリー)」(コモドギア)を、12日から提供を開始すると発表。また、顧客の要望に応え、今年度より従来のレンタルに加え、販売形式での提供も開始する。なお、販売は法人の顧客に限定し、専用のECサイトにて受け付ける。

 気候変動の影響で猛暑日が増える中、暑さ対策は人間社会にとって重要な課題である。高温によるダメージを受けやすい脳に近い首回りを冷却することは、医学的にも有効な方法とされている。

 首に装着することで頸動脈の血液を水冷式で冷却するウェアラブル装置「コモドギア」を開発。これは、社会課題を解決する新たな製品やサービスの創出に取り組む同社のサステナブル経営の一環であり、国内企業350社以上で活用されている。

 今年度から国内企業向けに提供を本格的に開始したコモドギアは、高気温下でも高い快適性を実現する。イベント会場や工場などで働く人々の暑さ対策に役立つだけでなく、環境負荷の低減にも貢献する可能性がある。

【Cómodo gear i3の特長】

・最高40℃の気温下で使用可能
・最長5時間の連続運転を実現
・より現場に馴染むデザインに刷新
・作業に合わせて選べる着用方法

 東京大学 板生清名誉教授が研究開発したウェアコン技術をベースにした製品である。従来モデルよりも高温に対応し、最高40℃の気温下で使用可能となった。また、新搭載の「エコモード」により、最長約5時間の連続使用が可能となった。さらに、青色をベースとした外観や、作業内容に合わせて選べる着用方法など、現場に馴染むデザインに刷新された。イベント会場や工場などで働く人々の暑さ対策に役立つだけでなく、環境負荷の低減にも貢献する可能性がある。同社は、今後も社会課題を解決する新たな製品やサービスの創出に取り組んでいくとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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