立花エレテックは3年間で300万株の自社株買いなど好感され買い気配のまま急伸

株式市場 銘柄

■PBR向上めざす、第1弾として6月6日から100万株規模の買いを開始、

 立花エレテック<8159>(東証プライム)は6月6日、買い気配で始まり一段高となり、取引開始から10分を経過しても気配値のまま9%高の2433円(200円高)で買い先行となっている。5日17時、「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について」を発表し、今後3年間(~2026年3月期)で300万株(発行済株式数の12%)の自己株式取得(自社株買い)を行い、第1弾として2023年6月6日から24年3月31日の予定で100万株(自己株式を除く発行済株式総数の4.0%)を開始するとし、好感されている。

 発表では、当社グループの2023年3月期は、売上高2000億円を超え、各利益項目についても過去最高の業績を収めた。しかしながら、良好な収益性に比べてPBRは1倍を下回っている、などとし、自己株式取得による資本効率向上と株主還元強化を図りPBR1倍超を目指していくとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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