サイフューズは14%高、バイオ3Dプリンタを用いた血管・神経の再生技術に注目再燃

■京大医学部附属病院と開発、テレビ番組で伝えられ関心高まる

 サイフューズ<4892>(東証グロース)は6月26日、再び出直りを強める相場となり、14%高の1208円(150円高)まで上げた後も1170円前後で売買され、約1ヵ月ぶりに1200円台を回復している。末梢神経損傷に対する新しい治療法として京都大学医学部附属病院とともに開発したバイオ3Dプリンタを用いた神経再生技術がテレビ情報番組で25、26日に相次いで伝えられ、新しい治療法への関心が高まっている。26日の株式市場は円安への介入警戒感やロシアの政情など不透明感があり、こうした材料株に資金が集まりやすい面もある。

 「3Dプリンターで『血管』『神経』を作製!?臨床試験で移植も実施…『夢の治療法』に迫る」(TBSニュースDIG6月25日18:11)などと伝えられた。サイフューズは23年4月に末梢神経損傷に対する新しい治療法としてバイオ3Dプリンタを用いた神経再生技術を京都大学医学部附属病院とともに開発と発表した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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