5日新規上場のブリーチは公開価格1340円の20%高で初値をつけ好発進

株式市場 IPO 鐘

■効果に応じた報酬体系で今期売上高159億円を見込む

 7月5日新規上場となったブリーチ<9162>(東証グロース)は買い気配で始まり、取引開始から30分を過ぎた午前9時32分に1603円(公開価格1340円の20.0%高)で初値をつけた。その後1658円(同24%高)まで上げる場面をみせて売買されている。

 シェアリング型統合マーケティング事業を行う。インターネットとデータを活用し、顧客企業の売上高を増やしていくことで、顧客企業のマーケティングDXを支援。初期費用やコンサルティング料を受領せず、新規ユーザーの獲得など実際に当社が実現したマーケティング効果に応じて報酬を頂くレベニューシェア型の報酬体系を採用している。設立は2010年4月。

 業績見通し(2023年6月期・個別、会社発表)は、売上高159億10百万円(前年同期比8.9%増)、営業利益20億43百万円(同98.9%増)、当期純利益13億28百万円(前年同期比113.8%増)を見込んでいる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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