【株式市場】主力株の回復が目立ち日経平均は4日ぶりに1万9000円を回復

株式市場 銘柄

◆日経平均の終値は1万9136円32銭(561円88銭高)、TOPIXは1549.80ポイント(49.39ポイント高)、出来高概算(東証1部)は29億5977万株

チャート2 28日後場の東京株式市場は、14時に上海総合指数の後場が高く始まると一段強含んで618円38銭高(1万9192円82銭)まで上げて3日続伸となった。終値での1万9000円台は8月21日以来5日ぶり。東証マザーズ指数など主な指数はすべて続伸した。

 新日鐵住金<5401>(東1)が7%を超える値上がりとなり、住友化学<4005>(東1)は6%高、住友金属鉱山<5713>(東1)は9%高など、主力株の回復が目立ったほか、ITBook<3742>(東マ)は好業績の見直しなどで今回の下げを完全に回復し、ポイント獲得サイトなどのセレス<3696>(東マ)は回復してさらに一段高。京写<6837>(JQS)は京都大学との次世代無線技術などに期待が強く急反発。

 本日は2銘柄が新規上場し、ラクト・ジャパン<3139>(東2・売買単位100株)はチーズなどの乳製品原料の加工や食肉加工品の卸販売などを行い、売買開始と同時に公開価格と同値の1400円で初値が付き、その後は1383円まで軟化したが後場は1560円と切り返して売買をこなし、大引けは1470円。

 メタップス<6172>(東マ・売買単位100株)はスマートフォンアプリの収益最大化プラットフォーム「metaps」などを運営し、公開価格3300円に対し、9時12分に3040円で初値が付き、一時3090円まで上げ、その後は2555円を下値に売買をこなして大引けは2601円となった。

 東証1部の出来高概算は29億5977万株(前引けは14億6708万株)、売買代金は3兆941億円(同1兆4394億円)。1部上場1894銘柄のうち、値上がり銘柄数は1822(同1801)銘柄、値下がり銘柄数は61(同82)銘柄。

 また、東証33業種別指数は前引けと同じく空運を除く32業種が値上がりし、値上がり率の大きい業種は、非鉄金属、鉄鋼、鉱業、卸売り、石油・石炭、輸送用機器、銀行、電気機器、機械、などとなった。

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