26日上場のテクニスコは買い気配のまま公開価格560円の40%高(午前10時25分現在)

株式市場 IPO 鐘

■半導体向け高機能ヒートシンクや電子部品用微細ガラスなど製造

 7月26日に新規上場となったテクニスコ<2962>(東証スタンダード)は、買い気配を上げて始まり、取引開始から1時間半になる午前10時30分にかけても買い気配のまま784円(公開価格560円の40%高)となっている。まだ初値はついていない。

 半導体レーザー向け、パワー半導体向け、MPU向け等の高機能ヒートシンク(熱吸収・放熱)製品や、半導体センサーなどの電子デバイスの小型化、高機能化を可能とする微細な形状加工の電子部品用ガラスなどを開発・製造。複数工程を当社1社で行う『クロスエッジ(登録商標)』Tテクノロジーを駆使し、コストパフォーマンスの良いサービス提供や顧客の課題解決を実現している。設立は1970年2月。

 2023年6月期の業績予想は、売上高52億65百万円(前期比3.9%減)、営業利益2億56百万円(同58.6%減)、経常利益2億47百万円(同72.1%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は1億29百万円(前期比83.9%減)を見込んでいる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AIとベイジアンネットワーク解析で165項目を抽出、複雑な因果関係を構造化  大正製薬は11月2…
  2. ■Blackwell GPU2140基で研究競争力を拡大  NVIDIA(NVDA:NASDAQ)…
  3. ■銀座の呉服店「むら田」店主・村田あき子の語りをまとめた書籍  KADOKAWA<9468>(東証…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  2. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  3. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  4. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  5. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…
  6. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る