コクヨは今12月期の業績・配当予想の増額修正が好感され2000年以降の最高値に進む

■正午に四半期決算と増額修正を発表、年間配当は前期比8円増に

 コクヨ<7984>(東証プライム)は7月31日の後場、買い気配で始まり急伸相場となり、13時過ぎに14%高の2321.5円(289.5円高)まで上げて約1か月半ぶりに年初来の高値を更新し、2018年5月につけた高値も更新して2000年以降の最高値に進んだ。正午に第2四半期決算と今期・2023年12月期の連結業績予想・配当予想の増額修正を発表し、好感買いが先行した。

 第2四半期(2023年1月~6月・累計)の連結営業利益は前期比24%増の157.7億円となり、今12月期の予想は従来予想を15%上回る230億円の見込み(前期比20%増)に見直した。また、今12月期の期末配当予想を従来予想及び前期実績の1株29円から3円50銭増の32円50銭の予定に増額した。年間では前期比8円増の65円の予定になる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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