マーケットエンタープライズは事業拡大に伴い西日本エリアの買取を増強、新たに大阪と広島にリユース拠点を新設

■中国地方には初進出、リユースセンターは全国で16に

 マーケットエンタープライズ<3135>(東証プライム)は4日、グループ全体のリユース事業を加速させることを目的に、2023年9月に、大阪市内と広島市内に新たにリユースセンターを開設すると発表。これらの新拠点は、大阪府内では2つ目、中国エリアでは初めての拠点開設となる。これらの拠点開設により、全国にある同社グループのリユースセンターは16拠点になる。

 マーケットエンタープライズグループでは、これまで、持続可能な社会の実現に向けて、リユースを中心に事業を展開しており、さらなる成長戦略として、買取能力の増強を掲げてきた。SDGsへの意識の高まりもあり、昨今ではリユースが浸透してきたが、物価高により生活者の節約志向が強まったこともあり、現在、リユース需要はより一層の高まりを見せている。加えて、2022年10月の千葉リユースセンター、2023年5月の品川リユースセンター五反田TOC店の開設により、買取依頼数が増加した。

 しかしながら、西日本エリアにも複数のリユースセンターはあるものの、買取対応できるエリアには限りがあり、依頼をがあるにも関わらず、対応ができなかった依頼が多数あった。

 こういった課題を解決し、西日本エリアの買取強化を図るため、9月中旬以降(都合により前後する可能性がある)に新たに、大阪市内と広島市内の2か所に新拠点を開設する。大阪府内へのリユースセンター開設は、吹田市に続く2拠点目で、広島市内への開設は、中国エリア初となる。この拠点開設により、全国にある当社グループのリユースセンターは、16拠点へと拡大する。

■今後の取組について

・潜在層へのアプローチ強化

 西日本エリアに新たに2拠点を開設し、買取強化を図っていく。家電や音響、楽器など、同社がこれまで得意としてきた商材はもちろん、着物や貴金属、ブランド品など、専門知識を要する商材の査定に対応できる専門コンサルタントを増員し、自身が所有している品物に再販価値があると認識されていない潜在層である顧客へのアプローチを積極的に行なっていく。

・買取エリアの拡大

 今期のマーケットエンタープライズでは、引き続き、買取能力の増強を目的とした新拠点開設と採用強化を進めている。これらの取組により、これまで依頼があってもお伺いできなかったエリアでの買取拡大を目指していく。

■「大阪リユースセンター 東住吉店」 ※大阪府内では大阪リユースセンター(大阪府吹田市)に続く2拠点目

・開設時期:9月中旬予定(都合により前後する可能性がある)
・所在地:大阪市東住吉区湯里6-3-25
 (近鉄矢田駅より徒歩15分)
・面積:442.86坪
・構造:鉄骨造3階建

■「広島リユースセンター」

・開設時期:9月中旬予定(都合により前後する可能性がある)
・所在地:広島市中区江波南1-7-1
 (広島電鉄江波駅より徒歩8分)
・面積:220.52坪
・構造:鉄骨造3階建
(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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