【株式市場】日経平均は朝方の140円高から値を消し313円安、半導体株など冴えず好業績株など選別買い

◆日経平均は3万2160円30銭(313円35銭安)、TOPIXは2286.15ポイント(17.36ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は8億3854万株

 8月14日(月)前場の東京株式市場は、米国で半導体株指数SOXが4日続落となったことなどを受けて半導体関連株などが朝寄りから軟調に推移し、四半期決算などの好調な銘柄を選別買いする動きが強まった。前取引日に四半期決算と大幅増配を発表したコスモエネルギーHD<5021>(東証プライム)が一段高となり、9日に発表した日本板硝子<5202>(東証プライム)は2日続けて大幅高。王子HD<3861>(東証プライム)は7日の発表後一進一退だったが低PBR株物色が再燃とされ一段高。日経平均は16円安で始まり、午前9時半頃に140円34銭高(3万2613円99銭)まで上げたが、その後は次第に値を消し下げ幅を広げ、前引け間際に314円85銭安(3万2157円80銭)まで下押して前日比で反落模様となった。

 前取引日に四半期決算などを発表したゲオホールディングス<2681>(東証プライム)が急伸してストップ高となり、同じくスターティアホールディングス<3393>(東証プライム)はプライム銘柄の値上がり率1位。同じくポラリス・ホールディングス<3010>(東証スタンダード)はスタンダード銘柄の値上がり率1位。ペットゴー<7140>(東証グロース)は出直り拡大。

 東証プライム市場の出来高概算は8億3854万株、売買代金は1兆9802億円。プライム上場1835銘柄のうち、値上がり銘柄数は726銘柄、値下がり銘柄数は1060銘柄。

 東証33業種別指数は6業種の値上がりにとどまり、パルプ紙、ガラス土石、小売り、サービス、倉庫運輸、非鉄金属、が高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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