アニコムHDが続伸、決算説明会の「質疑応答サマリー」を公開、業績動向など見直される

■第1四半期決算は54%増益だが株価は翌日を高値に調整含み

 アニコムHD(アニコム ホールディングス)<8715>(東証プライム)は8月17日、2日続伸基調で始まり、取引開始後は4%高の661円(27円高)まで上げ、約1週間前につけた年初来の高値707円に向けて出直りを続けている。15日に第1四半期決算説明会の「質疑応答サマリー」を公開。改めて業績動向を見直す雰囲気になっている。

 第1四半期決算(2023年4~6月)は8月7日に発表し、経常収益は前年同期比6.6%増、経常利益は同54.4%増と好調だった。ただ、株価は翌8日の707円を高値に続落模様となっていた。「質疑応答サマリー」では、損害率が上がってきている点について、「事業費率は計画よりも低めにコントロールできている。双方を踏まえて、コンバインレシオを目標レンジに収めていきたい」などと回答した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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