【銘柄フラッシュ】本日上場のテクノプロHD好調で11日上場のビーロットは5.2倍で初値

銘柄フラッシュ

15日は、NY株の前週末315ドル安を受けて全体相場は反落したが、イハラケミカル工業<4989>(東1)は12日の決算発表を好感して前場に高値を更新したまま堅調に推移し9.6%高、立花エレテック<8159>(東1)は同日に業績予想の増額を発表し7.0%高の急反発、一正蒲鉾<2904>(東1)は11月下旬に東証2部から同1部に昇格し、早ければ12月末にもTOPIX(東証株価指数)採用の可能性とされて9.1%高となり高値を連日更新、12月1日に1部昇格のフュージョンパートナー<4845>(東1)は8.2%高となり4日ぶりに反発となった。オリジナル設計<4642>(東2)は衆議院選で与党が大勝し地方創生や復興事業などに期待と13.3%高の高値更新となった。

本日新規上場となったテクノプロ・ホールディングス<6028>(東マ・売買単位100株)は技術者派遣の大手で、9時9分に公開価格1950円に対し1852円で初値をつけ、その後は1799円を下値に1963円まで上げ、終値は1915円。

一方、11日に上場のビーロット<3452>(東マ)は本日やっと売買が成立し、朝9時ちょうどに公開価格2010円の5.2倍の1万500円で初値をつけ、終値は1万3500円の高値引け。同じく11日に上場のスノーピーク<7816>(東マ)は前営業日までの安値更新から一転ストップ高となり13.3%高、同じく11日上場のGMO TECH<6026>(東マ)も前営業日までの安値更新から切り返して12.8%高、12日に新規上場のクラウドワークス<3900>(東マ)は初日のほぼ安値引けから切り返してストップ高の28.8%高となり高値を更新した。

東証1部の値上がり率1位はTASAKI<7968>(東1)の10.3%高となり12日の決算発表を好感して高値を更新、2位はエイチーム<3662>(東1)の9.9%高となり同じく12日の決算発表を好感、3位はヘリオス テクノ ホールディング<6927>(東1)の9.8%高となり12日発売の季刊会社情報誌が好評価とされて高値を更新した。

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