INPEXが連日高値、NY原油の一時88ドル乗せを受け石油株が軒並み高値を更新

■サウジやロシアの減産延長など要因、冬場に向け一段高を想定も

 INPEX<1605>(東証プライム)は9月6日、4日続伸基調で始まり、取引開始後は一段高の2236.5円(75.0円高)まで上げ、2008年以来の高値に進んでいる。NY原油相場の続伸基調が続き、米国5日には指標のWTI原油先物が一時88ドル台に乗り9ヵ月ぶりの高値に進んだと伝えられ、買い材料視されている。石油資源開発<1662>(東証プライム)、出光興産<5019>(東証プライム)、ENEOSホールディングス<5020>(東証プライム)なども軒並み高値に進んでいる。

 NY原油とともに、北海ブレントも11か月ぶりの高値に進んだと伝えられた。サウジアラビアが自主減産の期限についてこれまでの10月を12月に延長したと伝えられた。また、ロシアも輸出量を減らす方向と伝えられている。冬場に向けて一段高の場面を想定して注視する様子がある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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