iPS材料のテルモは地合い味方せず反落、二番底形成で3100円台に妙味

株式市場 銘柄

 再生医療の材料が表面化のテルモ<4543>(東1・売買単位100株)は、前日の急伸から今朝は一転して50円安の3140円と反落している。「全般相場低調の今のような相場ではiPSの材料は受け入れられるはずだが、盛り上がらない。それだけ相場の地合いはよくないということだろう」との市場関係者の見方だ。患者の太もも筋肉を採取し、組織内に含まれる骨格筋芽細胞をシート状にして心臓に貼ることで重症心不全を改善できるというもの。チャイナショックでは去る、8月26日に3075円まで下げていた。9月2日の3110円で二番底となっていることから3100円台は狙い場だろう。

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