【株式市場】前場の日経平均は342円高、米金利に楽観論、3万3000円台を回復

◆日経平均は3万3049円01銭(342円49銭高)、TOPIXは2395.17ポイント(16.53ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は7億5192万株

 9月14日(木)前場の東京株式市場は、米国の利上げ後退の見方や為替の円安などを受けて自動車株や電子部品、半導体製造装置株などが上げ、ホンダ<7267>(東証プライム)は株式分割を狙う買いもあり連日最高値。日本製鉄<5401>(東証プライム)や住友商事<8053>(東証プライム)なども高く、石油・資源株も総じて堅調で出光興産<5019>(東証プライム)も高値を更新。日経平均は219円高で始まり、午前11時にかけて379円34銭高(3万3085円86銭)まで上げ、前引けも取引時間中としては9月7日以来の3万3000円台を回復した。

 日本アクア<1429>(東証プライム)と丹青社<9743>(東証プライム)が急伸し第2四半期の大幅増益を好感。鳥貴族ホールディングス<3193>(東証プライム)は7月決算と今期予想が好感され一段高となり高値更新。オーミケンシ<3111>(東証スタンダード)は引き続き特許が買い材料とされて2日連続ストップ高。スリー・ディー・マトリックス<7777>(東証グロース)、Macbee Planet<7095>(東証グロース)は第1四半期の大幅増益など好感されストップ高。7月上場のナレルグループ<9163>(東証グロース)は第3四半期決算が好感され急伸。

 東証プライム市場の出来高概算は7億5192万株、売買代金は1兆8228億円。プライム上場1835銘柄のうち、値上がり銘柄数は1055銘柄、値下がり銘柄数は690銘柄。

 東証33業種別指数は29業種が値上がりし、石油石炭、鉄鋼、精密機器、証券商品先物、電力ガス、不動産、保険、電気機器、繊維製品、建設、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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