ミネベアミツミは東京国立博物館にスマートLED照明で協力、コンパクトスポットライトSALIOT S3シリーズを活用

 ミネベアミツミ<6479>(東証プライム)は15日、東京国立博物館の表慶館で12月3日(日)まで開催される「横尾忠則 寒山百得」展に、同社照明製品「SALIOT」で協力したと発表。

 スマートLED照明「SALIOT」(Smart Adjustable Light for the Internet Of Things,サリオ)は、ミネベアミツミの超精密加工技術を応用した薄型レンズによって適切な光学制御をおこなう。また、Bluetooth Meshによる無線操作によって、個別、もしくは複数灯を調光・調色・配光角度変更、および照射の方向を、専用スマートフォンアプリを使用して手元から自在に調節することが可能なため、照明器具の調整現場に大きな変革をもたらし、美術館や博物館、ホテル、ショールーム等、多くの施設へ納入してきた。

 今回協力しているSALIOT S3シリーズ(2022年2月発売)は、SALIOT製品のなかでも最小・最軽量モデルであり、展示空間に馴染むシンプルでコンパクトなデザインである。また、同企画展では、展示室の内装にあわせて本体色が白と黒の2タイプの照明器具を使い分けて設置することで、展示の世界観を構築している。さらに、照明の設定においては、SALIOTの特長である無線操作を活用し、作品が設置された後に、観覧する顧客目線で個別調整をおこなったため、作品のサイズやデザイン、色味、バランスなど、1点1点の表情にあわせて最適な光を設定し、展示品をより引き立てている。

 ミネベアミツミは、超精密加工技術と幅広い先端技術を相い合わせた「相合(そうごう)※精密部品メーカー」として照明に新たな価値を加え、美術館などで照明業務に携わるご担当者・照明業界に役立つ製品を、今後も届けていくとしている。

※ 相合:「総合」ではなく、「相い合わせる」ことを意味し、自社保有技術を融合、活用して「コア製品」を進化させるとともに、その進化した製品をさらに相合することでさまざまな分野で新たな製品を創出すること。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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