エクサウィザーズが画像認識AIで自動車の外装検品を自動化

■傷や凹みを高速に検出、査定や損傷評価にも応用可能

 エクサウィザーズ<4259>(東証グロース)は12月6日、画像から車のパーツごとの状態を自動識別するAIモデルを開発し、自動車の外装検品を自動化するシステムを提供すると発表した。このシステムは、カメラで車の周囲を撮影するだけで、傷や凹みを画像とともにデータベースに保存する。これにより、人間が目視で行っていた検品作業や品質管理などの業務を効率性と均質性の両面から高度化することができる。

 同AIモデルは、大規模モデルの活用により、短期間で用途に適したAIモデルの開発が可能である。今後は、自動車査定や建築物の損傷評価など、他のさまざまな領域においても応用展開を検討していく。自動車査定に応用した場合は、顧客と事業者の双方にとってより公正かつ効率的な査定の実現が期待できる。また、建築・建設、航空、製造、インフラなどの業界でも、検品や品質検査などの業務に対応できる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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