エクサウィザーズが画像認識AIで自動車の外装検品を自動化

■傷や凹みを高速に検出、査定や損傷評価にも応用可能

 エクサウィザーズ<4259>(東証グロース)は12月6日、画像から車のパーツごとの状態を自動識別するAIモデルを開発し、自動車の外装検品を自動化するシステムを提供すると発表した。このシステムは、カメラで車の周囲を撮影するだけで、傷や凹みを画像とともにデータベースに保存する。これにより、人間が目視で行っていた検品作業や品質管理などの業務を効率性と均質性の両面から高度化することができる。

 同AIモデルは、大規模モデルの活用により、短期間で用途に適したAIモデルの開発が可能である。今後は、自動車査定や建築物の損傷評価など、他のさまざまな領域においても応用展開を検討していく。自動車査定に応用した場合は、顧客と事業者の双方にとってより公正かつ効率的な査定の実現が期待できる。また、建築・建設、航空、製造、インフラなどの業界でも、検品や品質検査などの業務に対応できる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■環境要因は50%、漁獲圧は25%、状態空間モデルで初の定量評価  東京大学は11月1日、日本周辺…
  2. ■ドジャース、球団史上初の2年連続制覇  ロサンゼルス・ドジャースは、2025年MLBワールドシリ…
  3. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■金利環境改善が銀行株に追い風、逆張りの買いも有力視  今週の当コラムは、銀行株に注目することにし…
  2. ■「トリプル安」も怖くない!?逆張りのバリュー株ローテーションからは銀行株になお上値余地  「神風…
  3. ■気温急低下がシーズンストック相場発進を後押し  今週のコラムでは、バリュー株選好の別の買い切り口…
  4. ■「押し」のAI株より「引き」のバリュー株選好で厳冬関連株の先取り買いも一考余地  「押してだめな…
  5. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  6. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る