【話題】ソフトバンクGが1年半以上続くモミ合いを割り下値模索型に

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ソフトバンクグループ<9984>(東1・売買単位100株)は13時過ぎに6340円(356円安)まで下げ、2014年1月から1年半以上続く横ばいモミ合い相場(下値6600円前後、上値は8500円~8000円前後)を割り込んだ。直接的には、バークレイズ証券が3日付で投資判断を引き下げ、目標株価を8400円から7500円に引き下げたと伝わったことが言われているが、日経平均に対する寄与度が大きいため、後場、円高を受けて株価指数の先物が一段安となったあおりを受けた面もあるようだ。

長期モミ合いを割り込むと、テクニカル的には「下っ放れ」などと呼ばれ、新たな相場水準を求めて下値を探る展開に入るとされる。新たな下値メドとしては、心理的なフシ目になる5000円、4000円といった大台が挙げられ、ボリューム(出来高)ゾーンを見ると4000割れの水準(3000円台後半)にはけっこう厚い下支えがあるとの見方がある。

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