21日上場の揚羽は1790円(公開価格の28%高)まで上げ好調にスタート

■様々なツールで企業の魅力を伝えブランド力の向上をめざす

 9月21日新規上場となった揚羽<9330>(東証グロース)は、午前9時の取引開始後ほどなく1490円(公開価格1400円の6%高)で売買が成立し初値をつけ、その後1790円(同28%高)まで上げ、午前11時を過ぎても1700円台で堅調に売買されている。

 「ブランディング事業」の単一セグメントだが、『リクルーティング支援領域』『コーポレート支援領域』に大別される事業を行う。設立は2001年8月。

 『リクルーティング支援領域』では、人材採用分野で使われる映像・WEBサイト・グラフィックなどの制作、採用コンセプト/メッセージの策定などを通じて企業の魅力を伝え、採用に繋げるブランディング支援を提供。『コーポレート支援領域』では、企業のブランドアイデンティティ(強みや独自性)や商品・サービスの魅力を調査・分析し、ブランド力を上げるための活動や、SDGs経営・ESG経営・CSVなど、サステナブルな社会を実現したいと考える企業に対しての支援活動を行い、また、従業員に対して企業理念などの浸透と共感を促すインナーブランディング支援なども行う。

 業績見通し(2023年9月期、単体、会社発表)は、売上高16億72百万円(前期比19.6%増)、営業利益1億35百万円(同19.9%増)、当期純利益70百万円(同12.0%減)の見込みとしている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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