レーザーテックは3週間ぶりに2万3000円台を回復、米半導体株指数が上げ10月から日経平均(225種)に採用

■値上がり率は3%程度だが他の値がさ半導体関連株に比べ強い

 レーザーテック<6920>(東証プライム)は9月25日、続伸基調となり、取引開始後に約3週間ぶりとなる2万3000円(685円高、3%高)台を回復し、出直りを強めている。前週末のNY株式市場でダウ平均やS&P500種は4日続落だったが、半導体株指数SOXは反発した上、レーザーテックは日経225種平均の構成銘柄の定期見直しにより10月初から採用されるため買われやすい面もあるようだ。値上がり率は3.2%程度だが、アドバンテスト<6857>(東証プライム)の1.5%高、東京エレクトロン<8035>(東証プライム)の0.7%高などに比べて出足の強さが目立っている。

 日経225種平均の構成銘柄の定期見直しは春と秋に行われ、2024年秋の見直しでは、メルカリ<4385>(東証プライム)、レーザーテック<6920>(東証プライム)、ニトリホールディングス<9843>(東証プライム)が採用され、日本板硝子<5202>(東証プライム)、三井E&Sホールディングス<7003>(東証プライム)、松井証券<8628>(東証プライム)が外れると9月4日に日本経済新聞社が発表した。算出開始は10月1日が休日のため2日からになる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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