櫻島埠頭は大阪への訪日客1000万人突破と伝えられ再び出直り強める

株式市場 銘柄

■万博招致やカジノ誘致に反応する傾向あり「待ち伏せ買い」も

 櫻島埠頭<9353>(東2)は18日、10時過ぎに8%高の346円(26円高)まで上げ、再び出直りを強めている。「大阪港の中心に位置し(中略)冷凍・冷蔵貨物など多品種の貨物を取り扱う総合的な海陸中継業務を営んでいる」(同社HPより)。大阪の訪日客が2017年に初めて1000万人を超えたと伝えられ、恩恵を受けそうな銘柄として注目されたようだ。

 「大阪観光局は17日、2017年の大阪への訪日外国人客数が1111万人となり、初めて1000万人を突破したと発表した」(日本経済新聞2018年1月18日付関西朝刊)と伝えられた。同社株は、これまで、大阪への万博招致やカジノ施設の誘致などが話題になると動き出す傾向があったとされる。このため、軟化したところを拾って話題の登場を待つ「待ち伏せ買い」を行う投資家が少なくないとの見方もある。(HC)

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