【株式市場】前場の日経平均は76円安、自動車、半導体株など重いがTOPIXは小高い

◆日経平均は3万998円80銭(76円56銭安)、TOPIXは2268.23ポイント(4.47ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は7億7万株

 10月6日(金)前場の東京株式市場は、米NASDAQや半導体株指数の反落と円高などを受けて自動車、機械、半導体関連、電子部品株などに朝寄りから軟調な銘柄が目立った。一方、紙パ、鉄鋼、重工、海運株などは続伸基調となり、業績予想を増額修正した三陽商会<8011>(東証プライム)はストップ高、同じく増額のキユーピー<2809>(東証プライム)はタイで増産の発表もあり約1か月ぶりに高値を更新。サッポロHD<2501>(東証プライム)も高値更新。住友不<8830>(東証プライム)などの不動産株もしっかり。日経平均は71円安で始まり小動きを続け、中盤に85円09銭高(3万1160円45銭)まで上げたが前引けは76円安。一方、TOPIXは小高いまま値を保った。

 マネックスグループ<8698>(東証プライム)が一段と上げNTTドコモとの提携が連日好感され3日続けて大幅高。青山商事<8219>(東証プライム)は月次発表への期待強まるとされ大きく出直り、クシム<2345>(東証スタンダード)は博報堂グループとの新サービスなど好感され急伸。かっこ<4166>(東証グロース)も急伸し同社のサービスがテモナ<3985>(東証プライム)に採用など好感。

 東証プライム市場の出来高概算は7億7万株、売買代金は1兆5975億円。プライム上場1837銘柄のうち、値上がり銘柄数は1340銘柄、値下がり銘柄数は438銘柄。

 東証33業種別指数は25業種が値上がりし、証券商品先物、パルプ紙、海運、電力ガス、建設、卸売り、食料品、水産農林、不動産、その他金融、空運、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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