【株式市場】欧州の金融緩和期待が強まり好業績株も強く日経平均は続伸

◆日経平均の前引けは1万7265円40銭(251円11銭高)、TOPIXは1388.87ポイント(16.46ポイント高)、出来高概算(東証1部)は10億6244万株

チャート15 20日前場の東京株式市場は、NY市場がキング牧師デー休場だったが週後半に開催されるECB(欧州中央銀行)理事会で一段の緩和策が採られる期待があり、円安も好感して昨日安かったブリヂストン<5108>(東1)トヨタ自動車<7203>(東1)などが反発し、日経平均は11時にかけて265円17銭高の1万7279円46銭まで上げる場面があった。

 日本システムウエア<9739>(東1)が好業績や気象監視などの政策関連需要に期待とされてストップ高となり、アルコニックス<3036>(東1)は高決算の観測報道が出て急伸、キッコーマン<2801>(東1)など業績の安定する食品大手には連日高値更新が続出。アサカ理研<5724>(JQS)はこのところの金相場高が言われて出直った。

 東証1部の出来高概算は10億6244万株、売買代金は9834億円。1部上場1860銘柄のうち、値上がり銘柄数は1511銘柄、値下がり銘柄数は258銘柄だった。

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