【株式市場】G20控え様子見だが円安など好感され日経平均は続伸

株式

◆日経平均の終値は1万6899円10銭(79円86銭高)、TOPIXは1353.93ポイント(6.12ポイント高)、出来高概算(東証1部)は17億244万株

チャート15 10月6日後場の東京株式市場は、円安基調が続いたため引き続きトヨタ自動車<7203>(東1)などが強かったものの、日本時間の今夜、米国で開幕するG20(20ヵ国財務省・中央銀行総裁会議)の影響を気にする雰囲気があり、日経平均は前場の152円04銭高(1万6971円28銭)を抜けずに一進一退となった。大引けにかけてはややダレ模様となったが4日続伸。主な株価指数も総じて高い。

 後場は、小野薬品工業<4528>(東1)が話題の超高額がん治療薬の薬価引き下げ一巡とされて回復を強め、わらべや日洋<2918>(東1)は四半期決算を一段と好感する様子になり一段高。ベステラ<1433>(東マ)は東証1部めざす流動性追加などが好感されて4日続伸となり、農業総合研究所<3541>(東マ)は「農業のIT化」に乗るとされて3日続伸。ベクター<2656>(JQS)は新作ゲームの事前登録接近とされてストップ高。

 東証1部の出来高概算は17億244万株(前引けは9億1546万株)、売買代金は1兆8673億円(同9318億円)。1部上場1981銘柄のうち、値上がり銘柄数は1116(同1167)銘柄、値下がり銘柄数は714(同641)銘柄。

 また、東証33業種別指数は28業種(前引けは27業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、鉱業、保険、石油・石炭、証券・商品先物、倉庫・運輸、パルプ・紙、空運、繊維性金、金属製品、などとなった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る