【引け後のリリース】GMOペパポが短期速攻型の自社株買い

引け後のリリース

■発行株数の最大1.50%だが9月8日から9月30日まで実施

 GMOペパポ<3633>(JQS)は7日の大引け後、自己株式の取得(自社株買い)を発表し、2015年9月8日から9月30日までの日程で各々4万株、1億4800万円を上限に市場買付けを行うとした。上限株数の4万株は、自己株式を除く発行済株式総数の1.50%。このパーセンテージは自社株買いを発表する銘柄の中では小さい部類だが、実施期間が1カ月足らずで短期速攻型のため、株式相場に対するインパクトは小さくないとみられる。

 株価はこのところの全体相場の下げと前後してジリ安基調になり、3000円台スレスレを低空飛行している。8月25日に3010円まで下げ、やや戻してから本日7日に一時3080円まで下げた。しかし、自社株買いによって持ち直せば、この2度の安値によって2点底(ダブルボトム)を形成する可能性があり、底入れ感が強まるとみられる。

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