第一生命HDが高値を更新、米CPI、失業保険申請件数を受けて金利強含む期待

■内外の金利上昇が株高要因になる銘柄

 第一生命HD(第一生命ホールディングス)<8750>(東証プライム)は10月13日、続伸基調で始まり、取引開始後は3238.0円(35.0円高)まで上げ、約1か月ぶりに高値を更新している。内外の金利上昇が株高要因になる銘柄で、米国12日の長期金利が9月のCPI(消費者物価指数)などを受けて上昇し、買い材料視されている。

 米国12日発表のCPI(消費者物価指数)は予想を上回ったと伝えられた。物価が上がり気味で、インフレ抑制の見地から金利の高止まりを下支えする要因になる。また、週間ベースの新規失業保険申請件数は予想を下回ったと伝えられた。景気の強さを示し、やはり金利を下支えする要因になる。金利上昇が株高要因になる銘柄として銀行株も堅調に始まった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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