【株式市場】前場の日経平均は352円高、金利安定やNY株高など好感、好決算株も高い

株式市場 証券取引所

◆日経平均は3万1954円48銭(352円83銭高)、TOPIXは2325.26ポイント(14.58ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は8億9047万株

 11月2日(木)前場の東京株式市場は、米国の金融政策会合FOMCで利上げが2会合連続見送られ、NY株が続伸したことなどを受けて買い安心感が広がり、自動車、半導体関連、電気精密、機械、海運、商社など幅広い業種の銘柄が高く始まり、業績・配当予想を増額した銘柄なども買われる相場となった。買い一巡後に軟化する銘柄はあったが、1日に大幅な増額修正を発表したトヨタ<7203>(東証プライム)は続伸し、ソニーG<6758>(東証プライム)、東京エレク<8035>(東証プライム)、京セラ<6971>(東証プライム)などは終始堅調だった。日経平均は385円高で始まり、485円48銭高(3万2087円13銭)まで上げて前引けも上げ幅300円台を保った。

 ぐるなび<2440>(東証プライム)が急伸し第2四半期決算の収益大幅改善など好感。オルガノ<6368>(東証プライム)は大幅増益が好感され一段高。手間いらず<2477>(東証スタンダード)は2日続けて出直り急。テーオーホールディングス<9812>(東証スタンダード)は好決算を受けた10月上中旬の急騰が一巡し再び買いやすい位置に来たとされて出直り強め2日連続ストップ高。マイクロアド<9553>(東証グロース)は主サービスのデータ容量拡充など好感され底練り圏のため上値余地と再び出直り急。ベルトラ<7048>(東証グロース)は四半期決算への期待強まるとされ出直り拡大。

 東証プライム市場の出来高概算は8億9047万株、売買代金は2兆3472億円。プライム上場1659銘柄のうち、値上がり銘柄数は811銘柄、値下がり銘柄数は800銘柄。

 東証33業種別指数は19業種が値上がりし、輸送用機器、電気機器、サービス、機械、精密機器、電力ガス、空運、陸運、金属製品、不動産、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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