しまむらは18年ぶりの高値に進む、月次好調で円高、気温の急低下も注目要因に

■11月は既存店売上高、全店売上高と3か月ぶりに増加

 しまむら<8227>(東証プライム)は11月29日、一段高で始まり、取引開始後は1万7580円(445円高)まで上げ、3日続伸基調となって2005年以来の高値に進んでいる。11月24日に発表した「11月度売上速報」(毎月20日締め)が好調だった上、為替の円高、気温急低下による冬物衣料への期待が買い材料として加わっているようだ。11月は既存店売上高、全店売上高とも前年同月比で3か月ぶりに増加した。

 29日朝の円相場は1ドル147円05銭前後で始まり、前日比50銭前後の円高進行となっている。米金利の連日低下などが要因視されている。

 また、11月の売上速報」は、既存店売上高が前年同月比4.3%増加し、全店も同4.1%増加した。期初からの累計では前年同期間比で既存店が4.1%増、全店は3.8%増となり、引き続き好調な推移とみられている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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