東京電力HDの出直り目立ち8%高、原子力規制委員会の6日会合に期待強まる

■電力株は軒並み値上がりし業種別指数の値上がり率1位

 東京電力HD(東京電力ホールディングス)<9501>(東証プライム)は12月6日の後場、8%高に迫る690.0円(49.7円高)で始まり、前場のジリ高相場に続いて上値を指向し、約2か月続く横ばい相場の中で出直りを強めている。原子力規制委員会が6日に定例会合を開催するとされ、東京電力HDについては柏崎刈羽原子力発電所のテロ対策などに異論が出なければ原発の運転再開に向けて前進することになるため期待が強まっている。

 6日の電力株は関西電力<9503>(東証プライム)と東北電力<9506>(東証プライム)が3%高、中部電力<9502>(東証プライム)は2%高など軒並み堅調。6日の前引けは東証33業種別指数の「電力・ガス」が値上がり率1位となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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