ステラファーマは後場もジリ高を続け14%高、米国の新たな製造委託先を開拓

■海外展開を含む市場拡大に対応、新たな原薬製法の開発に着手

 ステラファーマ<4888>(東証グロース)は12月9日、前後場ともジリ高基調を続け、14時30分にかけて14%高の572円(71円高)まで上げ、11月につけた戻り高値574円に迫っている。8日の15時過ぎに米国の新たな製造委託先と医薬品開発製造に関する基本契約を締結したと発表し、買い材料視されている。

 発表によると、新たな製造委託先のBryllan LLC(Bryllan社)は、アイソレーターシステム(生産設備を密封された空間で覆い、内部を無菌の環境とする装置)を保有し、注射剤や輸液等の無菌製剤の製造を得意とする企業。海外展開を含む市場拡大への対応として、現在、新たな原薬製法の開発に着手しており、製造全体の効率化も進めていく。Bryllan社への製造委託では、当該製造効率化の実施及び海外展開の進捗に応じたスケールアップによる原価低減が期待されるとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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