日経平均が後場600円高、昨日の急落を完全に奪回、日米金利低下など好感

銘柄 上がる 上昇 高い ストップ高

■一部には東京都の高校授業料無償化の所得制限撤廃を好感も

 12月6日午後の東京株式市場では、日経平均が一段高となり、13時40分過ぎに610円18銭高(3万3386円75銭)まで上げる場面を見せて昨5日の455円安(取引時間中は一時504円59銭安)を完全に奪回している。ファーストリテイリング<9983>(東証プライム)、東京エレクトロン<8035>(東証プライム)、アドバンテスト<6857>(東証プライム)、信越化学工業<4063>(東証プライム)、レーザーテック<6920>(東証プライム)などが牽引役の上位に顔を出している。

 日米金利の再低下と為替の円安受けて、株価指数への寄与度の大きい値がさの半導体株が反発高となり、自動車株や大手商社株なども反発幅を広げている。また、一部の見方として、東京都が高校の授業料無償化を巡り、所得制限を撤廃すると伝えられたことを受け、中間所得層から富裕層にとっては資産運用や投資に回す資金が増えると好感する見方も出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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