12日新規上場となったブルーイノベーションは公開価格1584円の28%高で初値をつけ好発進

■ドローンや自動走行搬送車を制御・統合管理し4分野のソリューションを提供

 12月12日新規上場となったブルーイノベーション<5597>(東証グロース)は、取引開始から45分間、買い気配をセリ上げ、2023円(公開価格1584円の28%高)で初値をつけた。その後2164円まで上げる場面を見せて売買されている。

 複数の自律移動ロボット(ドローンやAGV:自動走行搬送車)を遠隔で制御し、統合管理するためのソフトウェアプラットフォーム『Blue Earth Platform(BEP)』を基軸に、設備の点検、物流等の業務を、ドローンやAGVで代替することにより効率化や安全化、省力化を図ることを目的としたソリューションの提供を行っている。設立は1999年6月。

 事業セグメントは「ドローン関連事業」の単一セグメントだが、内訳として、点検ソリューション、教育ソリューション、物流ソリューション、ネクストソリューション、の4つのソリューションを提供している。

 当第3四半期累計期間(2023年1~9月)における取引企業数は126社、ストック型売上比率は29.6%、BEPユーザーの累計数は法人120社、個人9万7591人。2023年12月期の業績予想(個別・会社発表)は、売上高が12億55百万円(前期比38.2%増)、営業利益は2億98百万円の損失(前期も△3億49百万円)、当期純利益は2億99百万円の損失(前期も△3億45百万円)とする。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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