サイエンスアーツがストップ高、米国で音声通話のテキスト化・翻訳特許を取得

■中国・欧州に続く国際特許の取得で、海外展開に弾み

 サイエンスアーツ<4412>(東証グロース)は19日、100円高(19.72%高)の607円とストップ高している。同社は本日朝(19日)、デスクレスワーカーをつなげるライブコミュニケーションプラットフォーム「Buddycom」の音声通話におけるテキスト化、および翻訳通信技術の米国特許を取得したと発表。これは、中国・欧州に続く国際特許の取得であり、2024年に米国での販売開始を目指すという。

 同社は、同発明を用いて、音声通話の内容をテキスト化して保存し、翻訳や読み上げも可能にすることで、騒音や通信状態の悪い環境でも円滑なコミュニケーションを実現するとしている。また、音声コミュニケーションの分析による業務改善にも貢献すると期待している。

 同社は、「世界中の人々を美しくつなげる」をミッションとし、Buddycomを提供している。Buddycomは、インターネット通信網を利用して、スマートフォンやタブレットでトランシーバーのような同時コミュニケーションを可能にするサービスである。音声、テキスト、動画、位置情報、AIなどを活用し、航空、鉄道、建設、福祉施設、流通など様々な業種で利用されている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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