日本触媒は株式4分割が好感され1週間ぶりに5300円台を回復

■3月実施、新NISAは1月スタートのため、できればもっと早くの声も

 日本触媒<4114>(東証プライム
)は12月19日、5320円(60円高)で始まり、約1週間ぶりに5300円台を回復して出直る相場となっている。18日の夕方に株式4分割を発表。「投資単位当たりの金額を引き下げることにより、より投資しやすい環境を整え、当社株式の流動性の向上および投資家層の拡大を図る」とした。

 2024年3月31日(日曜日のため実質的には同年3月29日)を基準日として、同日最終の株主名簿に記載または記録された株主の所有する当社普通株式を、1株につき4株の割合をもって分割するとした。分割実施後は投資金額が1/4になるため、新たな投資家層の流入が見込める。ただ、2024年1月から新NISA(少額投資非課税制度)がスタートするため、できれば実施時期をもっと早くしてほしいといった声もある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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