ホンダは続伸し国内販売計画の下方修正報道には反応薄い

ホンダ 7267

 ホンダ<7267>(東1・売買単位100株)は取引開始後に3814.5円(113.0円高)まで上げて2日続伸の始まりとなり、取引時間中としては5営業日ぶりの3800円台回復となった。2015年度の四輪車の国内販売計画を下方修正し、「従来計画の77万台を6%少ない72万5千台に引き下げる」と16日付の大手経済紙で伝えられたが、反響は限定的のようだ。

 下方修正の要因は4~8月の販売がふるわないためとされたが、8月の中国市場での販売台数は前年同期比51%増加し、米国市場では同7%減にとどまり、海外は堅調な印象がある。8月25日の3514.5円を下値に3900円前後まで戻して三角もち合いを形成中。もち合いが煮詰まれば大きく動き出す可能性がある。

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