山崎製パンが上場来の高値に迫る、今12月期の予想純利益を38%増額修正

■包装パン事業会社を第4四半期から連結子会社とし特別利益

 山崎製パン<2212>(東証プライム)は12月22日、大きく出直って始まり、取引開始後は3362.0円(219.0円高)まで上げて約2週間前につけた実質的な上場来の高値3435.0円に向けて出直っている。21日の15時に特別利益(負ののれん発生益)の計上を発表し、2023年12月期の親会社株主に帰属する連結純利益は従来予想に比べて37.5%上回る275億円の見込みに見直し、好感されている。

 2023年12月期の連結業績予想を、売上高は従来予想に比べて3.4%上回る1兆1720億円の見込みに、営業利益は同16.2%上回る395億円の見込みに、親会社株主に帰属する当期純利益は同37.5%上回る275億円の見込みに、各々引き上げた。(株)神戸屋から包装パン事業の子会社(株)YKベーキングカンパニーを子会社化し、第4四半期から連結子会社としたことにともなうもの。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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