シナネンHD、CO2排出量削減に寄与する次世代バイオディーゼル燃料の取り扱いを開始、ユーグレナ社・平野石油と協業

■一気通貫のサプライチェーン構築の共同実証を開始

 シナネンホールディングス<8132>(東証プライム)は26日、子会社で、エネルギーソリューションを提供するシナネン(東京都港区)が、脱炭素社会の実現に寄与する新規事業の取り組みとして、ユーグレナ<2931>の次世代バイオディーゼル燃料「サステオ」の取り扱いを開始したことに加え、この燃料の普及拡大を目指して平野石油(東京都台東区、代表取締役社長)と一気通貫のサプライチェーン構築の共同実証を開始したと発表した。

 シナネンは地域のインフラを担う石油供給施設として、「オイルスクエア」と「灯油センター」を日本全国に展開している。今回、既存燃料の取り扱いに加え、脱炭素社会の実現に寄与する新規事業の取り組みとして、神奈川県横浜市の「シナネンオイルスクエア鶴見」で「サステオ」の取り扱いを開始した。

 バイオディーゼル燃料はCO2排出量削減につながる軽油の代替燃料で、主にトラックやバス等の車両、建設機械等に使用される。「サステオ」を軽油の代わりに使用することによって、カーボンニュートラルの概念から燃料燃焼時に排出するCO2が約20%削減される見込みである。

 協業形態については、シナネンが「サステオ」を顧客に届けるに当たり、シナネンの石油油槽所を販売拠点として活用し、平野石油が顧客への運送を担う、ワンストップ体制で対応する。

■今後の展開
 今後は、関東圏の「オイルスクエア」と「灯油センター」に取り扱いを拡大していき、全国へと順次展開していく予定である。

 また、今年度中には、シナネンの子会社で石油製品の運送を行うシナジートランスポート(北海道札幌市)の自社配送車でも「サステオ」の使用を開始する予定である。「オイルスクエア」での取り扱いだけでなく、自社で保有している配送車でも「サステオ」を使用することによって、さらなる脱炭素化へ寄与していく。

 シナネンは今後も、脱炭素社会の実現に向けて再生可能エネルギーの導入拡大により、CO2排出量の削減に貢献していくとしている。

■次世代バイオディーゼル燃料「サステオ」について
 ユーグレナ社の次世代バイオ燃料「サステオ」は、食料との競合や森林破壊といった問題を起こさない持続可能性に優れたバイオマス原料からつくられている。「サステオ」は燃料の燃焼段階では通常の軽油と同じようにCO2を排出するが、原料となる植物や藻類が成長過程で光合成によってCO2を吸収するため、燃料を使用した際のCO2の排出量が実質的にはプラスマイナスゼロとなるカーボンニュートラルの実現に貢献すると期待されている。次世代バイオディーゼル燃料「サステオ」は、化石燃料由来の軽油と同等の性質を持つ炭化水素燃料であり、現行車両にそのまま利用可能である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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