エムティーアイ、女性と医師をつなぐサポートツール「ルナルナ メディコ」とWEB問診「Symview」が連携

■『ルナルナ』の記録データをWEB問診へ連携、患者と医師のコミュニケーションを支援

 エムティーアイ<9438>(東証プライム)が運営するウィメンズヘルスケアサービス『ルナルナ』のサポートツール「ルナルナ メディコ」と、株式会社レイヤードが運営するWEB問診「Symview」が、本年4月1日から連携を開始した。この連携により、『ルナルナ』に記録された生理日や基礎体温などのデータが、「Symview」を通じて医師が患者の同意のもと確認可能となる。これは、患者が自身の記録に基づき婦人科医に相談しやすい環境を整備し、より個別化された診療を支援することで、婦人科医療の質の向上に寄与することを目的とする。

 「ルナルナ メディコ」は、これまでも『ルナルナ』のデータを医師が診察時に確認できる機能を提供してきた。今回の「Symview」との連携によって、医師は事前のWEB問診情報と合わせて生理日などのデータを確認できるため、患者の状態をより深く理解し、最適な治療を提供することが期待される。また、患者にとっては、診察時のデータ提示の手間や、曖昧な記憶による情報伝達の不安が軽減される。この連携は、医師と患者の信頼関係を強化し、医療機関へのかかりつけ意識を高める効果も期待されている。

 エムティーアイは今後、「ルナルナ メディコ」の医療施設への導入拡大や、他のWEB問診システム、オンライン診療サービスとの連携を推進し、婦人科医療における医師と患者をつなぐプラットフォームとしての発展を目指す方針だ。『ルナルナ』は、生理日管理から更年期サポート、医療機関の受診支援まで、女性の生涯にわたる健康をサポートするサービスとして、累計ダウンロード数2000万以上を誇る。一方、「Symview」は、全国約2400の医療施設で採用されるWEB問診システムであり、今回の連携を通じて、より多くの医療現場で患者中心の医療が提供されることが期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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