フライトソリューションズ、シリーズ累計20万台突破、マルチ決済装置の新モデル「Incredist Premium III」誕生

■国内製造により世界規模のサプライチェーンリスクを低減

 フライトソリューションズ<3753>(東証スタンダード)は4月3日、マルチ決済装置の新モデル「Incredist Premium III(インクレディスト・プレミアム・スリー)」の開発と国内製造を発表した。自社開発の製品ラインナップであるIncredistシリーズは、これまでに累計出荷台数20万台を突破した人気製品で、Incredist Premium IIIは同シリーズの最新モデルに位置付けられ、既に国内製造によるテスト量産が開始されている。

 Incredist Premium IIIは、2015年初代Incredist Premiumから受け継いだコンパクトでありながら高機能なデザインを維持しつつ、最新の国際セキュリティ基準PCI PTS(Payment Card Industry PIN Transaction Security)(*1)v6に対応し、日本市場向けに最適化している。その特徴として、マイナンバーカード読取への対応、及び日本の電子マネーで用いられるタッチ面周囲の多色LEDや決済時のサウンド機能等を備えている。同社はこれらの機能を活かし、引き続き国内の大手小売店様を中心に販売を展開していく予定。

 また、最新モデルの開発において、世界情勢の変化に柔軟に対応しながら、国内での高品質な製造と安定した供給を目指す取り組みを実施している。その一環として、新型コロナウイルス感染症の世界的流行、気候変動、紛争、及び昨今の円安など、ハードウェア製造を取り巻く様々な課題に対処するため、大手電子部品商社である加賀電子<8154>(東証プライム)との提携を行い、同社の各地海外支社を通じ、日本国内で調達困難な部品の確保に取り組んでいる。さらに、製造は従来の海外工場に代わり、大手通信機器メーカである岩崎通信機<6704>(東証プライム)の協力の下、同社の100%子会社である岩通マニュファクチャリング(本社:福島県須賀川市)が担当することとなり、長年の製造経験を活かし本格量産に向け準備を進めている。

 同社は、今後も自社開発の決済製品群を軸にあらゆるソリューションで大手小売店様の業務改革や顧客満足度向上に貢献するとともに、国内外のお客様の多種多様な支払いニーズに合わせ、日本市場におけるキャッシュレス決済普及拡大に努めていくとしている。

■フライト決済ソリューション

 同社は、国内のスマートフォン決済先駆者として、2010年9月より国内初のiPhoneやiPadをクレジットカード決済端末にする大企業向けソリューション「ペイメント・マイスター」を販売している。対応する決済端末としては、モバイル型、プリンタ内蔵の据置型、自動精算機向けの組み込み型まで多種多様な決済ソリューションを提供している。また新しい決済ソリューション「Tapion(タピオン)」では、専用の決済端末を必要とせず、市販のAndroid端末を使用してカード決済を行うことが可能である。

*1 PCI PTS:PCI SSCによって定められたPIN(暗証番号)を入力する装置に関するセキュリティ基準
PCI SSCとは、PCI Security Standards Councilの略で、2006年にAmerican Express、Discover Financial Services、JCB International、MasterCard、Visa Inc.によって設立されたアメリカ合衆国デラウェア州で公認された有限責任会社(LLC)
(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る